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【市況】個別銘柄戦略:各国の金融政策に対する期待感からリスクオンの流れに


ECBが追加緩和を示唆したことで、目先は日米の金融政策に対する期待感も高まっていくことになろう。リスクオンの流れは為替の円安傾向を強めさせていくとも考えられ、高寄り後も戻りを試す動きが続くと考えられる。とりわけ、原油市況の反発なども背景に、資源関連株などがリバウンドを主導していく公算。また、足元で鈍い動きが目立っていたメガバンクの見直しの動きなどにも期待感が高まりそうだ。アナリスト評価の高まる半導体製造装置セクターなども引き続き注目されよう。個別では、前日に決算が発表されている日本電産の動向に注目が向かう。10-12月期実績はコンセンサス下振れと見られるが、地合い改善も映してアク抜けにつながっていくような展開となれば、他の電子部品株などにも安心感につながろう。

《KS》

 提供:フィスコ

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