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【市況】NY株式:ダウは115ドル高、ドラギECB総裁の発言を好感


21日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は115.94ドル高の15882.68、ナスダックは0.37ポイント高の4472.06で取引を終了した。欧州中央銀行(ECB)ドラギ総裁の金融緩和策に関する発言を受けて欧州株が全面高となり、米国株にも買いが広がった。原油相場が大幅な回復に転じたほか、短期的には底打ちとの見方も広がり堅調推移となった。セクター別では、エネルギーや耐久消費財・アパレルが上昇する一方で銀行や各種金融が下落した。

通信会社のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)は決算内容が好感され、上昇。メディアのバイアコム(VIA)は会長及びCEOの給与削減を発表し、堅調推移。自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)はカーシェアリング市場への参入を発表し、買われた。一方で、

保険のトラベラーズ(TRV)は決算内容が嫌気され、下落した。マーケット終了後にコーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)が発表した10-12月期決算は、一株利益は予想を上振れたものの、売上高は下振れた。時間外取引で下落して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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