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【市況】【市場反応】米1月フィリー連銀製造業景況指数/米先週分新規失業保険申請件数


 外為市場で冴えない米国の経済指標を受けたドル売りは限定的となった。ドル・円は117円44銭まで上昇後117円00銭へ反落。ユーロ・ドルはドラギECB総裁が追加緩和を示唆したこともあり1.0921ドルから1.0778ドルまで低下した。米10年債利回りは1.954%まで低下。


 米国の先週分新規失業保険申請件数は前週比1万件の29.3万件と減少予想に反し前週から増加し、昨年7月初旬以来の高水準となった。


 一方、同時刻に発表された1月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は-3.5と、12月の-10.2から改善し、市場予想の-5.9を上回った。しかし、5か月連続のマイナスで、12月分も-5.9から-10.2と大幅に下方修正された。

【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:29.3万件(予想:27.8万件、前回:28.3万件←28.4万件)
・米・失業保険継続受給者数:220.8万人(予想:224.7万人、前回:226.4万人←226.3万人)
・米・1月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:-3.5(予想:-5.9、12月:修正値-10.2)

《KK》

 提供:フィスコ

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