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【経済】中国:無料Wi-Fiに“黒いわな”、年間2500万人がウイルス感染


無料のWi-Fi通信サービスに接続し、不正ウイルスに感染するユーザーが年間延べ2505万人に達していることが大手インターネット会社の調査で明らかになった。ウイルスに感染すると、ネットアカウントのユーザー名やパスワードが盗まれる恐れがあるという。北京日報が19日付伝えた。
調査を行ったのは、チャットアプリ「微信(ウィーチャット)」を提供する騰訊HD(テンセント:700/HK)。調査によると、リスクのあるWi-Fiサービスに接続しているユーザーは1日平均60万人を超えているという。また、7割以上のユーザーが同一の暗証番号を使い続けており、これがアカウントを盗まれるリスクを高めている。
スマートフォンの普及に伴い、最近の若者がレストランに入って最初にすることは、メニューを見ることではなく、スマホ画面のQR(2次元)コードをスキャンして、食事の割引クーポンなどを入手すること。しかし、そのサイトにウイルスが仕組まれていることが多いという。
また最近では、友人などを騙ったショートメールが送信され、銀行振込を依頼する手口も増えている。テンセントはこうした被害に遭わない方法として、◆リンクが貼られたショートメールを安易に開かない、◆「お年玉」などのプレゼント付きメールなどは無視する、◆振込要求があった場合は本人に電話などで直接確認する??ことなどを挙げている。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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