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【材料】マニー、有力処は会社側の目論みが遅延傾向で利益成長カーブも緩やかになると予想

 マニー<7730>が昨年来安値を更新。ウリ気配で始まり、その後も下げ幅を拡大、現在は今日の安値圏で推移している。

 いちよし経済研究所では、ベトナムを軸に海外生産移管は、国内外の労務コスト差を活用した利益率の改善を骨子とする第1フェーズが完了、現在、労働習熟度の向上や自動化による労働生産性上昇による利益率の改善を目指す第2フェーズに入っていると指摘。その過渡期のなかで、セールスミックスの悪化もあり、円安による原価上昇や賃金上昇などでコストアップを完全に吸収できていない状況と位置づけ、会社側が目論む売上高営業利益率40%台までの回帰は遅延傾向、利益成長カーブも緩やかになると予想。

 レーティング「B」を継続、フェアバリューを2600円から2300円に引き下げている。
《MK》

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