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2016年01月21日08時40分

【市況】21日の株式相場見通し=大幅安の後遺症で続落、米株安を懸念

 21日の東京株式市場は、前日に日経平均株価が今年最大の下落幅となったことの後遺症が残ることが想定され、見切り売りにより続落基調となりそうだ。原油価格のさらなる下落、外国為替市場での円高傾向、中国株式市場の波乱などマイナスの外部要因に改善の兆しがみられないことから、買い意欲は大きく後退したままとなりそうだ。

 20日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比249.28ドル安の1万5766.74ドルと大幅反落し、2015年8月以来約5カ月ぶりの安値水準となった。下落幅は一時前日比565ドル安まで拡大する場面があったものの、後場は下落幅を縮小した。
 21日早朝の外国為替市場では1ドル=117円を挟んでの推移となっている。

 NY原油先物市場で、指標油種のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物の価格が、12年8カ月ぶりに1バレル=26ドル台へと下落したことが嫌気された。原油価格の下げ加速に伴い、産油国が投資資金を株式市場からさらに引き上げるのではとの見方が広がっている。ナスダック総合株価指数は、前週末比5.264ポイント安の4471.686と3日続落となった。

 日程面では、11月の全産業活動指数、12月の全国スーパー売上高に注目。海外では、欧州中央銀行(ECB)理事会・ドラギ総裁の会見が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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