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2016年01月20日17時03分

【市況】20日の中国本土市場概況:上海総合1.0%安と3日ぶり反落、保険株さえない


20日の中国本土マーケットは値下がり。主要指標の上海総合指数は前日比31.05ポイント(1.03%)安の2976.69ポイントと3日ぶりに反落した。上海A株指数も下落し、32.39ポイント(1.03%)安の3115.34ポイントで引けている。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が6.53ポイント(1.76%)安の364.79ポイント、深センB株指数が19.81ポイント(1.66%)安の1174.89ポイントで終えた。

前日に大幅続伸した反動で売られる流れ。上海総合指数は19日に3%以上急伸し、心理的節目の3000ポイントを約1週間ぶりに回復していたため、戻り売り圧力が強まった。中国証券監督管理委員会が19日、7社の新規株式公開(IPO)申請を新たに承認したことも、需給悪化の懸念を意識させている。

業種別では、保険株の下げが目立つ。中国人寿保険(601628/SH)が3.6%安、中国平安保険(601318/SH)が3.1%安で引けた。このところの株安で、運用収益が縮小すると不安視されている。不動産株も安い。大手の金地集団(600383/SH)が5.0%下落した。消費関連株や自動車株、ITハイテク関連株、バイオ医薬関連株などもさえない。

半面、インフラ関連株の一角は物色される。ゼネコンの中国交通建設(601800/SH)が8.3%高と値を上げた。中東歴訪中の習近平国家主席が19日、サウジアラビアのサルマン国王と首脳会談し、中国が掲げる経済圏構想「一帯一路」の連携で合意したことが手がかり。各種プロジェクトの実施で恩恵があると期待された。空運株もしっかり。このところの原油安基調を受け、燃油コストが低減するとの思惑が強まった。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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