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【市況】国内大手証券、本格的な上昇基調に転じるのは年央以降も日本株のさらなる下落余地は限定的

 SMBC日興証券では、今後の日本株について、短期的には調整一巡、リバウンドのタイミングが近づいているものの、本格的な上昇基調に転じるのは年央以降と指摘。今般の株価調整は、人民元の下落に象徴される中国景気悪化懸念と、商品市況の下落による世界的なリスクオフが背景となっていることから、「昨年8月上旬~9月上旬にかけての調整を想起させる」としながらも、マクロ経済サプライズ指数などを見る限り、中国経済のファンダメンタルズは当時に比べれば改善、底割れが懸念されるような状況ではないと解説。

 TOPIXの予想PERやPBRが昨年夏場の調整局面でのボトム近辺まで下がっていることから、日本株のさらなる下落余地は限定的との見解を示している。
《MK》

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