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【市況】WTI原油テクニカル、下げの最終局面か SMBC日興証券

 SMBC日興証券は19日、原油先物相場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格のテクニカル分析リポートで「下げの最終局面か」と指摘した。

 WTI価格は2008年につけた中勢底33.87ドルを割り込み、30ドルどころへのサポートラインも切ったことから「短期的にさらなる下落も否定できない情勢」と指摘した。特に、この1月は原油相場の86カ月サイクルや115カ月サイクルなど主要な時間帯が重複し「基調変化が生じやすい」という。このなか、一段の下げが拡大した場合、「28.6ドルどころか25.4~26.5ドルどころで下げ止まるとみられる」としている。

 今後、安値から4.7ドル幅を超える反発が生じると当面の底を打った可能性が浮上し、さらに7.9ドル幅を超える反発となると反騰局面に移行した可能性が高まる、とみている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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