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【材料】ブロードリーフ、アゼスタへの著作権侵害差止等請求訴訟で勝訴

 ブロードリーフ<3673>が昨年来安値。寄り付き直後に高い場面があったものの買いが続かず、全面安商状のなかマイナス圏で推移している。ブロードリーフはきょうの正午に、09年5月15日付でアゼスタおよびアゼスタの取締役などに対し提起した、ブロードリーフの旅行業者向け業務用ソフト「旅行業システム SP」のデータベースの著作権侵害差止等請求訴訟で勝訴したと発表した。

 19日に言い渡された知的財産高等裁判所の判決では、アゼスタが販売する旅行業者向け業務用ソフト「旅 nes Pro」のデータベース(アゼスタ・データベース)22個すべてのバージョンについて著作権侵害であると認定し、アゼスタに対して、複製・頒布・公衆送信(送信可能化を含む)の差し止め、アゼスタ・データベースを格納した記録媒体の廃棄、データベースの記録内容の消去などを命じたほか、著作権侵害により原告が被った損害については、アゼスタおよびその他の被告らに対して総額約2億1473万円および遅延損害金を支払うよう命じたとしている。

 アゼスタからは、今回の判決が命ずる損害賠償金および遅延損害金全額を支払う旨の申し出を判決当日直ちに受けているとしている。
《MK》

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