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【市況】20日の株式相場見通し=イベント通過で売り圧迫軽減も、警戒根強く買い限定的

 20日の東京株式市場は、きのうの4日ぶりの反発で、投資家心理がやや正常に戻ることが期待され、日経平均株価は続伸となりそうだ。ただ、中国株式市場の動向に対しての警戒感は根強く買いは限定的となりそうだ。

 連休明け19日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比27.94ドル高の1万6016.02ドルと小幅反発した。連日の急速な下落の後を受け、目先的な戻りを期待した押し目買いが優勢となった。ただ、NY原油先物価格が、1バレル=28ドル台前半まで下落したことを嫌気してNYダウ平均株価が下げに転じる場面もあった。ナスダック総合株価指数は、前週末比11.467ポイント安の4476.950と続落した。
 20日早朝の東京外国為替市場は、1ドル=117円60銭台での推移となっている。

 日程面では、1月の月例経済報告、12月の全国コンビニエンスストア売上高、18日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、米12月の消費者物価指数、米12月の住宅着工件数、世界フォーラム年次総会(ダボス会議~23日)が焦点になる。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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