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【市況】米国株見通し:中国GDP弱含みや原油先安感も、前週大幅安の反動に期待


『米株式市場』

18日のNY市場はキング牧師生誕日で休場だった。グローベックスの米株先物はNYダウで200ドルを超える上昇で推移しており、買い先行の展開が期待される。中国上海市場については、節目の3000を回復して取引を終えている。15年10-12月期のGDPは前年同期比6.8%増だった。25年ぶりの低い伸びではあるが、改めて嫌気される流れにならなかったことから、見直し買いが入ったようだ。また、もう一つ懸案なのが原油動向だが、イラン制裁解除を受けた先安感が根強い中、時間外での上昇が好材料視されそうだ。自律反発の域ではあろうが、先週末の大幅な下げに対する反動が期待されやすい。

その他、経済イベントではNAHB住宅市場指数(1月)の発表や議会予算局(CBO)が財政・経済見通し発表する。また、国際通貨基金(IMF)が最新の世界経済見通し(WEO)公表する。決算では、バンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレー、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ、IBM、ネットフリックスが予定されている。

《TY》

 提供:フィスコ

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