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【市況】19日の中国本土市場概況:上海総合3.2%高と続伸、政策期待が株価を下支え


19日の中国本土マーケットは大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は前日比93.90ポイント(3.22%)高の3007.74ポイントと続伸した。上海A株指数も上昇し、98.23ポイント(3.22%)高の3147.73ポイントで引けている。外貨建てB株相場も急伸。上海B株指数が12.63ポイント(3.52%)高の371.32ポイント、深センB株指数が29.00ポイント(2.49%)高の1194.70ポイントで終えた。

政策期待が膨らむ。当局が近く景気テコ入れに乗り出すとの期待感が一段と強まっている。前場の取引時間中に集中して発表された12月の重要経済指標は、総じて弱い内容だった。市場では、「預金準備率の引き下げを含む追加金融緩和が打ち出される」との観測が浮上。指数は後場に入り上げ足を速め、一段高で取引を終えた。

上海総合指数の構成銘柄はほぼ全面高。業種別では、インフラ関連株の上げが目立っている。鉄道建設の中国鉄建(601186/SH)や交通インフラ整備の中国交通建設(601800/SH)、発電プロジェクトの中国電建(601669/SH)などがストップ高で引けた。ITハイテク関連株や消費関連株、素材関連株。不動産株、自動車株なども急伸している。時価総額上位の金融株やエネルギー関連株もしっかり。

【亜州IR】

《SY》

 提供:フィスコ

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