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2016年01月18日20時09分

【市況】<株式トピックス>=個人投資家に“押し目買い意識”高まる

 18日の東京株式市場は、朝方から売り圧力の強い展開で日経平均株価は続急落となり、終値は前週末比191円54銭安の1万6955円57銭と3日続落した。前週末のNYダウ平均株価の大幅反落や、NY原油先物市場の時間外取引で1バレル=28ドル台に下落したことなどから、一時前週末比500円安に迫る下落幅まで売られる場面もあった。

 きょうの日経平均株価は、昨年8月の“チャイナショック”に連動安してつけた9月29日の取引時間中の安値1万6901円を大きく下回り、一時、1万6665円まで売り込まれる場面もあった。大発会からきょうまでの10営業日で1勝9敗という極端に悪化している地合いのなか、一部個人投資家からは、実際の買いはまだ少ないものの“下げ過ぎと思われる優良株を押し目買いする意識”が高まっているという。

 中堅証券の営業担当役員からは「例えば、きょうトヨタ自動車<7203>の株価が昨年8月25日の安値6650円を割り込み、一時6556円まで売られ5カ月ぶりに昨年来安値を更新した。きょうの終値の6742円で試算した今期予想PERは9倍台と10倍台を割り込んでいる。こうした明らかに割安感の出てきた優良株を打診買いしたいという意識が、個人投資家のあいだに高まっているようだ」との声が聞かれた。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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