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【通貨】あすの為替相場見通し=中国10~12月期GDPに注目

 今晩からあすの外国為替市場のドル円相場は、中国の10~12月期国内総生産(GDP)の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=116円80~117円80銭。

 この日は、朝方は116円台後半で推移したが、夕方の欧州時間に入り117円40銭前後へ値を戻した。今晩はニューヨーク市場がキング牧師誕生日のため休場となるため、全体相場はやや手控え感が強まる可能性がある。このなか、注目を集めているのがあすの午前11時に発表される中国10~12月期GDPで、市場では前年比6.9%成長が見込まれている。7~9月期に比べ横ばい圏が予想されているが、投資や個人消費の伸びなどの内容が吟味されそうだ。

 ドル円相場は、116円台後半では下値を拾う動きが出ており、中国GDPなどの発表が市場予想の範囲内にとどまれば、117円前半を中心とする一進一退が続きそうだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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