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【市況】東京株式(寄り付き)=世界的なリスク回避の流れ加速で大幅続落

 週明け18日の東京株式市場は大きく売りが先行、寄り付きの日経平均株価は前日比320円安の1万6826円と続落。原油市況の下値模索が続いているほか、中国経済の減速や株式下落に対する懸念、さらに米国株市場も年初から大きく値を崩し、前週末は390ドル安と急落、これを受けて東京市場でもリスク回避の売りが噴出している。外国為替市場ではリスクオフの流れを映して円が買われ、1ドル=117円台を割り込む円高が主力株の買い手控え感を助長している。

 ファンダメンタルズ面からは行き過ぎた下げとの見方も強いが、先物を絡めた売り圧力が強く、足もとは需給悪に歯止めがかからない状況だ。寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで特に目立つのは海運、鉄鋼、その他金融、非鉄、保険など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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