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【市況】18日の株式相場見通し=前週末のNYダウ急反落を受け売り先行

 18日の東京株式市場は、前週末15日の中国株・上海総合指数が1年1カ月ぶりの安値水準に下落したことに加え、NY原油先物価格が1ドル=29ドル台前半と約12年2カ月ぶりの安値水準をつけたことを嫌気してNYダウ平均株価が急反落したことを受け、売り先行のスタートとなりそうだ。終値ベースの昨年来安値1万6795円(15年1月14日)の攻防が焦点となる。

 15日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比390.97ドル安の1万5988.08ドルと急反落し、2015年8月以来約4カ月半ぶりの安値水準となった。15日の中国株・上海総合指数が1年1カ月ぶりの安値水準に下落したことに加え、NY原油先物価格が1ドル=29ドル台前半と約12年2カ月ぶりの安値水準をつけたことを嫌気して市場心理が一段と冷え込み、ほぼ全面安の展開となった。ナスダック総合株価指数は、前日比126.586ポイント安の4488.417と大幅反落した。
 18日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=116円90銭台での推移となっている。

 日程面では、11月の第3次産業活動指数、12月の全国百貨店売上高、世界未来エネルギーサミット・国際水サミット(18~21日)に注目。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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