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【経済】累計発行部数4,500万部『静かなるドン』が中国でドラマ化


累計発行部数4,500万部を誇る超人気コミック『静かなるドン』が中国大陸全土で放送・配信される。

中国では海外ドラマの放送規制が一部強化されており、日本のコンテンツはローカライズ(リメイク)が必要なケースがある。今回は日本のコンテンツの版権交渉を行い、中国での実写化、ゲーム化、書籍化などの実現を様々な形で多数サポートした実績のあるクリーク・アンド・リバー社<4763>が、著者の新田たつお氏、出版社の実業之日本社と交渉し、中国のコンテンツ企画・製作会社、東(ことざとへんに日)多美影視有限公司にてドラマ化するというライセンス契約の締結をサポートした。実業之日本社はコンテンツが豊富な老舗企業であり、同様の事例が今後も期待される。

なお、『静かなるドン』は昼間は女性下着メーカーに勤めるサラリーマン、夜は子分1万人以上を束ねる暴力団の総長の顔を持つ主人公、近藤静也の奮闘を描いたコミック作品。1988年11月15日号から2013年1月8日号まで雑誌『週刊漫画サンデー』(実業之日本社)で連載され、コミック全108巻の累計発行部数は4,500万部を超えている。当コミックはこれまで様々なメディア展開が行われ、1991年にオリジナルビデオ、1994年に日本テレビ系列でドラマ化、2000年と2009年には日本で映画版が公開され、そのいずれもが人気を博した。

《TM》

 提供:フィスコ

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