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2016年01月16日14時43分

【為替】ユーロ週間見通し:やや弱含みか、金利先安観が重石に


■ほぼ横ばい、米国との金利差拡大を意識した売りは一服

先週のユーロ・ドルはほぼ横ばい。欧州中央銀行による早期追加緩和の思惑はやや後退し、米国との金利差拡大を想定したユーロ売り・米ドル買いは一服した。株安が多少嫌気されたが、ユーロは下げ渋った。取引レンジは1.0805ドル-1.0985ドル。

■やや伸び悩みか、ECBの金融政策は現状維持の公算

今週のユーロ・ドルはやや伸び悩みか。21日の欧州中銀(ECB)による政策金利は据え置きが予想されているが、将来的な追加緩和の可能性は残されている。ポジション調整目的のユーロ買いは一巡したものとみられており、新たなユーロ買い材料が提供されない場合、ユーロはやや伸び悩む可能性がある。

予想レンジ:1.0750ドル-1.1050ドル

■対円レートは弱含み、主要国の株安などが意識される

先週のユーロは対円で弱含み。主要国の株安や原油安を受けて米ドル・円相場が円高方向に振れたことが要因。欧米諸国の株安を嫌って対円レートは127円台前半まで下げる場面があった。取引レンジは127円31銭-128円76銭。

■やや弱含みか、金利先安観が重石に

来週のユーロ・円はやや弱含みか。21日の欧州中銀(ECB)による政策金利は据え置きが予想されるが、ECBは追加緩和の可能性を排除しないものとみられており、金融政策の現状維持が決まってもユーロの上値は重くなる可能性がある。中国経済の減速懸念や原油価格の記録的な低水準を受けて、リスク回避的な円買い・ユーロ売りが縮小する可能性は低いとみられる。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・21日:欧州中央銀行が金融政策発表(現状維持の予想)
・22日:1月ユーロ圏製造業PMI(予想:53.0、12月:53.2)
・22日:1月ユーロ圏総合PMI(予想:54.2、12月:54.3)

予想レンジ:126円00銭-130円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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