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【市況】NY原油:反落で29.42ドル、中国、イランの需給絡みの思惑から売り強まる


 NY原油は反落(NYMEX原油2月限終値:29.42↓1.78)。29.96ドルから29.13ドルまで下落した。中国の12月新規融資の伸び鈍化を受けて、景気の先行き不安から原油の需要後退懸念が浮上。一方、対イラン制裁解除が間近となり、増産見通しから供給過剰感が高まるとの懸念も広がり、原油の売りが一段と強まった。



 終盤に米ベーカー・ヒューズ社が国内の石油掘削装置(リグ)稼働数を発表。前週比1基減の515基にとどまったが(減少は4週連続)、それ以降は下げ渋りになり、買い戻し優勢気味になった。

《KK》

 提供:フィスコ

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