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2016年01月15日16時44分

【市況】<マ-ケット日報> 2016年1月15日

 15日の市場は日経平均が続落。終値は前日比93円安の1万7147円で、昨年9月29日以来の安値をつけて引けた。前日の米国株の上昇を受けて朝方は350円を超える反発を見せたものの、取引時間中の中国上海株の下落や円高を受けてそれ以降はじり貧となってしまった。安値は1万7000円台を割れなかったが上値の重さは依然として残ったままである。

 昨日の米国市場は原油相場の上昇を好感してダウ平均が大幅反発した。1日の上げ幅としては昨年12月4日の369ドル高以来の規模。前日に急落していた反動が大きかった。この日好決算を発表したJPモルガンの上昇も心理的にプラスに働いた模様。一方、ある程度の反発が期待されていた本日の東京市場は、寄り付きこそ日経平均が大きく上げたものの、開始3分で本日の天井(356円高)を打ってしまい、その後はじわじわと値を消していく典型的な弱気相場を展開してしまった。注目の中国市場が下げ足を早めた後場にはマイナス圏へ。NYの原油先物(時間外取引)が下げていることや、黒田日銀総裁が参院予算委員会で「現時点で追加緩和の必要なし」と発言したことも重しとなったようだ。市場は依然として「中国」と「原油」に振り回されたままの状態。来週もこの2つのマイナス材料を睨んだ展開を強いられそうである。個別では台湾企業がシャープ <6753> を7000億円(時価総額の3倍超え)で買収するとの一部報道でシャープが一時急反発していた。(ストック・データバンク 編集部)

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