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【通貨】外為サマリー:一時1ドル117円50銭台へ下落、日銀総裁発言で円買い膨らむ

 15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=117円84銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=128円20銭前後と同1銭のユーロ安・円高と横ばい圏で推移している。

 ドル円相場は午後に入り軟調。午前11時台はおおむね118円前後での値動きが続いたが、午後はドル売り・円買いが優勢で午後1時20分過ぎに一時117円59銭まで円高が進んだ。日経平均株価が下落に転じたほか、日銀の黒田総裁が衆院予算委員会に参考人として出席し、「現時点で追加緩和をする考えはない」と発言。これを受け、ドル売り・円買いが活発化した。

 ただ、午後3時にかけ117円80銭台にやや値を戻した。今晩は米12月小売売上高の発表がある。また、週明けの18日は、ニューヨーク市場はキング牧師誕生日で休場となる。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0878ドル前後と前日に比べ 0.0020ドル前後のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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