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【材料】タマホームは反発、上期営業赤字幅拡大も買い戻し誘発

 タマホーム<1419>は売買交錯も足もとは買いが優勢となっている。低価格の注文住宅を展開するが、業績は苦戦を強いられている。同社が前日取引時間終了後に発表した15年6~11月期連結決算では、売上高が581億6900万円(前年同期比13.1%減)と2ケタ減少、営業損益は25億9900万円の赤字(前年同期は15億2000万円の赤字)と損失幅が拡大した。しかし、株価は底値圏で事前に織り込みが進んでいたこともあり、悪材料出尽くしからの買い戻しが先行している。

 信用取組は信用倍率0.9倍と売り長で、需給面では上値思惑に味方している。ここで切り返しに転じれば、チャート的にも昨年12月25日と前日につけた上場来安値401円で2点底を形成する可能性も出ている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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