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【市況】東京株式(寄り付き)=米株急反発受け買い優勢で始まる

 15日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比281円高の1万7522円と急反発。前日の米国株市場ではNYダウが大きく反発、一時300ドルを超える上昇をみせたこともあって、東京市場でもリスクを取る動きが強まっている。

 前日の欧州株市場は総じて軟調だったものの、それに先立って中国・上海株市場は約2%の上昇で3000大台に復帰しており、目先は投資家の不安心理が緩和されている。WTI原油先物価格が小幅続伸し、足もと下げ止まる動きをみせていることに加え、日経平均は前日に引けにかけ下げ渋ったものの2.7%の下げをみせ、東証1部の騰落レシオも63%と売られ過ぎの水準にあることから押し目買いが入りやすい。ただ、依然として外部環境は不透明感が強く、週末ということもあって買い一巡後は上値が重くなる可能性もある。寄り付き時点で業種別では33業種全面高で、値上がり上位に鉱業、その他製品、非鉄、卸売、機械、陸運など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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