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【特集】アールシーコア CORPORATE RESEARCH(7/10):同社が提唱する価値観への共感が契約に結びつく


?第4部? 幾つかの考察
ビジネス・フレーム
アールシーコア<7837>(以下「RCC社」、「同社」)のビジネス・フレームは「単独の展示場(拠点)を増やし、新規来場件数を増加させる → そこで「農耕型営業」を行う → 同社が提唱する価値観に共感する人間が新規来場件数の中に一定割合で存在し、契約に結びつく」という非常にシンプルなものである。

この、「同社が提唱する価値観に共感する人間」には共通する感性がある。同社の資料によると契約者の5割程度の人がメンテナンスに手間のかかる薪ストーブをオプションで購入するという。また、設立及び(設立翌年からの)ログハウス販売開始から30年であることを機に、同社が住宅購入者に対して行った「ユーザー・ハピネス アンケート」によると、「自分自身とても前向きな方だと感じる」と答えた比率が公的調査の約1.7倍もあったという。他の質問では、「地域社会との関わり・つながりに満足している」と答えた比率も約2.4倍となっている。そして、BESSの家を購入してから、「人を招く機会が増えた」の回答が約60%、「友人・知人を家に招く頻度が月に1~2回」と答えた比率も約42%と非常に高いものとなっている。ここに通底する価値観こそが、同社と契約者に共通する「感性」である。

そのため、「新規来場件数」と「契約高」には非常に密接な関係が見られてきた。

スプリングキャピタル株式会社 井上 哲男

《HN》

 提供:フィスコ

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