【市況】14日の日本国債市場概況：中国本土株の反発を意識して債券先物は反落

＜円債市場＞

長期国債先物2016年3月限
寄付149円52銭 高値149円66銭 安値149円35銭 引け149円38銭
売買高総計45695枚

2年 360回 -0.030％
5年 126回 0.020％
10年341回 0.240％
20年155回 0.960％

債券先物3月限は149円52銭で取引を開始し、東京株安を意識して一時
149円66銭まで買われたが、中国本土株の反転や日経平均株価の下げ幅
縮小を受けてリスク回避的な先物買いは縮小し、一時149円35銭まで
反落し、149円38銭で引けた。現物債の取引では、5年以降の年限の気配
が総じて甘くなった。

＜米国債概況＞
2年債は0.91％、10年債は2.08％、30年債は2.87％近辺で推移。
長期債利回りは低下。（気配値）

＜その他外債市況・10年債＞
ドイツ国債は0.56％、英国債は1.73％、オーストラリア10年債は2.67％、
NZ10年債は3.28％で推移。（気配値）



[本日の主要政治・経済イベント]

・21:00　英中銀金融政策委員会が金融政策発表（政策金利と資産購入枠は据え置き予想）
・21:00　英中銀金融政策委員会の議事要旨発表
・21:30　欧州中央銀行(ECB)12月理事会の議事要旨発表
・22:30　米・先週分新規失業保険申請件数（予想：27.5万件、前回：27.7万件）
・22:30　米・12月輸入物価指数（前月比予想：-1.3％、11月：-0.4％）
・22:30　ブラード米セントルイス連銀総裁講演（米経済と金融政策）
・03:00　米財務省30年債入札（130億ドル）
・ユーロ圏財務相会合

《MK》

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