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【市況】14日の中国本土市場概況:上海総合2.0%高と反発、深セン創業板は5.6%高と急伸


14日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は前日比58.05ポイント(1.97%)高の3007.65ポイントと反発した。上海A株指数も上昇し、60.66ポイント(1.96%)高の3147.86ポイントで引けた。外貨建てB株相場も反発。上海B株指数が9.70ポイント(2.73%)高の365.10ポイント、深センB株指数が18.01ポイント(1.53%)高の1192.15ポイントで終えた。

朝安の後に買われる流れ。前日の軟調地合いを継いで安くスタートし、一時は昨年来安値に接近したものの(上海総合指数の本日安値は2867.55ポイント、昨年のザラバ安値は2850.71ポイント)、終盤に入りプラスに転じた。ベンチャー企業で構成される深セン創業板指数が5.59%高と急伸したことで、投資家のセンチメントが改善している。創業板に上場する28社は、大株主による保有株売却を一定期間停止するなどの株価対策を講じるとそれぞれ発表した。

業種別では、ITハイテク関連株や医薬関連株の上げが目立つ。東軟集団(600718/SH)が4.3%高、北京同仁堂(600085/SH)が4.9%高で引けた。自動車株や不動産株、証券株なども高い。インフラ関連株や資源・素材株、空運株なども物色された。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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