【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ラピーヌ、シンワアート、Ysテーブル (1月13日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月12日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ありがとうS <3177>
16年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比40.9%増の3.9億円に拡大し、通期計画の4.9億円に対する進捗率は79.2%に達し、3年平均の57.9%も上回った。
★No.2 協立情報通信 <3670>
16年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比29.6%増の2億8000万円に伸び、通期計画の3億0200万円に対する進捗率は92.7%に達し、3年平均の70.0%も上回った。
★No.3 シンワアート <2437>
16年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常損益は1億6000万円の黒字(前年同期は1500万円の赤字)に浮上し、通期計画の2億4700万円に対する進捗率は64.8%に達したものの、5年平均の85.2%を下回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3177> ありがとうS JQ +10.14 1/13 3Q 40.86
<3670> 協立情報通信 JQ +3.14 1/13 3Q 29.63
<2437> シンワアート JQ +3.14 1/13 上期 黒転
<2722> アイケイ JQ +2.58 1/13 上期 黒転
<3045> カワサキ 東2 +1.92 1/13 1Q -46.71
<2798> Ysテーブル 東2 +1.35 1/13 3Q -54.55
<8143> ラピーヌ 東2 +1.28 1/13 3Q -93.67
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース