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【市況】東京株式(前引け)=リスク回避ムード再燃で急反落

 14日前引けの日経平均株価は前日比647円安の1万7068円と急反落。前場の東証1部の売買高概算は12億1580万株、売買代金概算は1兆2740億5000万円。値上がり銘柄数は51、対して値下がり銘柄数は1865、変わらずは19銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場が大きく下げたことや為替が円高で推移していることなどを背景にリスク回避ムードが再燃し、大きく売りが優勢となった。寄り前発表の11月の機械受注が事前の市場予測を大幅に下回ったことも嫌気された。日経平均は一時1万7004円まで売られ、大台攻防となったが、その後は突っ込み警戒感からやや下げ渋った。全体指数は日替わりで乱高下を繰り返しているが、きょうは売り一色の展開。前場段階で東証1部全体の96%の銘柄が下げる状況となっている。

 個別ではトヨタ自動車<7203>、マツダ<7261>などが売られ、三井住友フィナンシャルグループ<8316>など銀行も安い。ファーストリテイリング<9983>も大きく下げた。ヒト・コミュニケーションズ<3654>、竹内製作所<6432>、MonotaRO<3064>なども大幅安。ニプロ<8086>も値を下げた。半面、VOYAGE GROUP<3688>が急伸、いちごグループホールディングス<2337>、さくらインターネット<3778>なども高い。ビックカメラ<3048>、TDK<6762>も堅調。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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