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【市況】14日の株式相場見通し=NY株安や円高進行を嫌気し売り先行

 14日の東京株式市場は、売りが先行し反落となりそうだ。先日の米株式市場でNYダウ平均株価が大幅反落したのに加え、原油安や円高進行に対する警戒感も売りを誘発することになりそうだ。

 13日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比364.81ドル安の1万6151.41ドルと大幅反落し、15年9月29日以来約3カ月半ぶりの安値水準となった。引き続き原油安に対する警戒感が根強く、エネルギー関連銘柄を中心に収益圧迫を懸念した売りが優勢となった。ナスダック総合株価指数は、前日比159.854ポイント安の4526.065と大幅反落した。

 14日の東京外国為替市場では、1ドル=117円50銭台と円高・ドル安が加速している。
日程面では、12月の企業物価指数、11月の機械受注統計、11月の特定サービス産業動態統計速報、12日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外ではユーロ財務相会合、英中央銀行金融政策委員会が焦点になる。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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