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【市況】NY原油:反発で30.48ドル、中国指標好感した買いと米在庫増による売りが綱引き


 NY原油は反発(NYMEX原油2月限終値:30.48↑0.04)。31.71ドルまで上昇した後、いったん30.10ドルまで下落した。前日の取引終了後に発表された全米石油協会(API)の週間統計で、国内全体の原油在庫が減少だったこと。また、中国の2015年12月と年間の原油輸入量が過去最高だったことを受けて、原油の買いが先行。



 その後、13日発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)では、国内の全体の在庫が減少予想に反して小幅ながらも増加。また、ガソリンと留出油の在庫が引き続き大幅な増加だったことから、売りが急速に強まった。今週末に対イラン制裁解除が発表されるとの観測も浮上した。

《KK》

 提供:フィスコ

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