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【特集】USS Research Memo(13):上場以来15期連続の増配を継続、配当性向基準は45%


■財務状況と株主還元策

(2)株主還元策について

ユー・エス・エス<4732>は株主還元に対して積極的な企業として評価されている。配当金に関しては上場以来15期連続の増配を続けており、連結配当性向基準で45%以上を基本方針として掲げており、2016年3月期も1株当たり配当金は40.8円(配当性向45.2%)と前期比3.1円の増配を予定している。また、個人安定株主の拡大を目的に株主優待制度も導入しており、毎年3月末、9月末の2回、保有株数に応じてQUOカードやオリジナルグルメギフトの贈呈を行っている。

なお、現在保有している自己株式(発行株数の約17%)に関しては、消却やM&Aでの活用を想定している。オートオークション市場における圧倒的な競争力を維持し、シェア拡大による成長余地が見込めるなかで、今後も高収益かつ安定配当成長銘柄として注目される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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