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【経済】(中国)上海などで米ドル不足が鮮明、2000ドル以上の両替は予約必要


最近の人民元急落を受け、米ドル建て商品や米ドルへの両替需要が急増している。国内メディアによると、北京や上海、深センなど主要都市の市中銀行では、米ドル不足が目立っており、一部銀行は2000米ドル以上の両替に対し、事前予約制度を導入しているという。

ただ、市場関係者は、米ドル建て商品の利回りが低い上、一方的な人民元安が考えにくいため、米ドル建て商品の購入を慎重に対応する必要があると警告している。

なお、中国の外貨管理法では、個人による米ドルの引き出し上限が1日当たり1万米ドル、年5万米ドルと規定されている。中国の外貨準備高は昨年通期で計5000億米ドルを減少した。

《ZN》

 提供:フィスコ

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