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【市況】米国株見通し:自律反発か、一般教書演説に関心


『米株式市場』


11日のNY市場はまちまち。先週末にかけて大幅下落となったことで、買いが先行。しかしながら原油相場が一時30ドル台まで下落したことが重しとなり、株価はもみ合う展開となった。ダウ平均は52.12ドル高の16398.57、ナスダックは5.64ポイント安の4637.99。


上海指数は一時3000を割り込む場面もみられたが、その後は底堅い相場展開となり、若干ながら上昇して終えている。また、欧州市場が軒並み上昇して始まっていることも安心感につながりやすいほか、日経先物についても、ナイトセッションでは300円高で推移している。これらが材料視される可能性もあり、自律反発の展開が意識されやすいだろう。


また、オバマ大統領による一般教書演説が行われる。ホワイトハウスのウエブサイトやユーチューブは例年通り生中継するほか、アマゾンでも動画配信すると報じられている。任期最後の一般教書演説で米国の可能性に対する楽観的な見解を示す予定である。

《TY》

 提供:フィスコ

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