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2016年01月12日16時54分

【市況】<マ-ケット日報> 2016年1月12日

 連休明けの市場は日経平均が大幅に6日続落。終値は前週末比479円安の1万7218円で、昨年9月29日以来、約3カ月半ぶりの安値水準となった。年初からの日経平均の6日続落は戦後初。この日も前日の中国株急落や人民元安に対する警戒が解けずリスク回避の売りが止まらなかった。主力株への売りが膨らみ東証1部の出来高26億株は本年最大となっている。

 昨日の米国市場は目立った買い材料不在のなか、値頃感などによる押し目買いでダウ平均は4日ぶりに反発した。ただ、この日も中国株急落や原油先物(WTI)の直近安値更新(一時30.8ドルまで下げるなど大台割れ視野に)など波乱要素は残ったまま。足元の原油安は中国情勢とリンクしている面があり、現状はほぼ中国が下げの元凶となっている。さて、日本の連休中でも止まらなかった中国株安の影響を受けて、本日の東京市場は日経平均が終日売られ続ける展開となった。週末の米雇用統計が予想を上回る良い内容だったにもかかわらず、米国でも中国株・人民元安のマイナス材料の方が勝ってしまいダウ平均は下落方向へ。下げ相場に乗じるヘッジファンドなどの動きもあり、結果的に日経平均は昨年8月のチャイナショック以来の6連敗を記録してしまった。本来なら下値1万7000円接近でテクニカル的なリバウンドがそろそろ期待できそうな状況だが、市場政策に疎い中国の無策ぶりがあるため買い方も及び腰の状態にある。

 今週の主なスケジュールは、12日(火)12月の景気ウォッチャー調査、11月の国際収支、米大統領一般教書演説、13日(水)中国2015年の貿易統計、米ベージュブック、14日(木)11月の機械受注、15日(金)米12月の鉱工業生産指数などとなっている。(ストック・データバンク 編集部)

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