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【特集】スターティア Research Memo(12):株主還元に積極的、配当性向基準を15%に引き上げ


■株主還元

スターティア<3393>は個人株主を重視しており、株主還元にも積極的だ。株主還元は配当によることを基本としており、将来の成長投資のための内部留保の充実とのバランスを取りながら配当額を決定している。かつては目安として配当性向10%ルールを採っていたが、2015年3月期からは普通配の配当性向基準を10%から15%に引き上げた。

同社は2015年10月1日付で普通株式1株を2株に分割する株式分割を行った。2016年3月期第2四半期末に分割前の基準で1株8.0円の配当を行っており、2016年3月期末には分割後の基準で1株7.5円の配当を計画している。単純合算では15.5円であるが、分割前の基準になおすと23.0円となり、2015年3月期実績年間配当20.0円に比較して3円の増配ということになる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《RT》

 提供:フィスコ

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