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2016年01月12日16時11分

【特集】アドバネクス Research Memo(7):幅広いユーザーを対象とした規格品ビジネスにも注力


■事業戦略

(3)製品戦略

アドバネクス<5998>の事業は、顧客の設計に合わせた一品一様のカスタム品がメインだが、一方で、分野や顧客を問わず幅広いユーザーを対象とした規格品ビジネスにも注力している。製品ラインナップを3,000種以上揃え、商社やネット販売を活用している。また、海外への展開も行う。

上述のロックワンは、規格品ビジネスの拡大を目指す戦略製品である。ロックワンも、サイズ毎にラインナップを揃えており、ネット販売などを通じて誰でも購入することが出来る。

また、アルミニウムなど軟らかい母材のネジ締結部分を補強するタングレス・インサートも同社の主力規格品の一つである。同製品は、従来品に比べ作業工数が半減するなど優位性は高いものの、専用工具が必要であり使用者側の導入のハードルが高いことから、航空機向けなどの一部の特定顧客に留まっていた。同社は、穴あけドリル、挿入工具、抜き取り工具などの専用工具がセットになった安価なエントリーキットを発売した。同キットにより、使用者の導入ハードルを下げ、広く普及させることを狙っている。

これらの規格品は、小売の売上のみならず、B2Cで同社並びに製品の認知度を高め、B2Bに発展させ、特注品の受注につなげることも期待されている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《HN》

 提供:フィスコ

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