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【通貨】東京為替:ドルじり安、中国首相の発言を嫌気


上海総合指数は前引けまぎわにプラス圏に浮上したが、日経平均株価は後場に入り下げ幅を拡大。これを受けドル・円は一時117円42銭まで値を下げた。11日付新京報によると、中国の李克強首相は「強力な刺激策や水浸し方式の投資によって政府が内需拡大を図ることはもうない」と述べた。邦銀のある外為ディーラーは「市場は現在、中国政府によるアクションを求めているが、期待できないのでセンチメントが弱まっている」とし、積極的なドル買いを手控える考えを示した。


なお、ドル・円は117円42銭から118円03銭、ユーロ・ドルは1.0841ドルから1.0884ドル、ユーロ・円は127円64銭から127円98銭で取引されている。

《TY》

 提供:フィスコ

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