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【市況】東京株式(前引け)=リスクオフの流れ続き、大幅続落

 12日前引けの日経平均株価は前週末比円375安の1万7322円と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は12億8352万株、売買代金概算は1兆4062億円。値上がり銘柄数は89、対して値下がり銘柄数は1810、変わらずは35銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、主力株を中心にリスク回避の売りが続き日経平均は昨年9月末以来の水準に売り込まれた。中国・上海株が波乱展開にあることや原油市況の下落などを受けて買い手控え感が強い。外国為替市場で円が買われ1ドル=117円台半ばの推移となっていることもネガティブに働いている。値下がり銘柄数は1800を超え、東証1部全体の約94%の銘柄が下げる売り圧力の強い展開となっている。

 個別ではソニー<6758>が安く、三井住友フィナンシャルグループ<8316>など銀行株も売られた。村田製作所<6981>、キーエンス<6861>などの下げもきつい。イオン<8267>、SUMCO<3436>も大きく値を下げた。半面、東京製鉄<5423>が買われ、大東建託<1878>も高い。また、さくらインターネット<3778>がストップ高、コア<2359>、KLab<3656>も急伸するなど、中小型材料株の上げが目立つ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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