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【市況】ETF売買動向=12日前引け、原油ベアが新高値

 12日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比30.5%減の2292億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同33.1%減の2009億円だった。

 個別ではNEXT 原油ベア <2039> が新高値。NEXT インド株式 <1678> 、UBS ユーロ圏大型株50 <1385> 、iシェアーズ MSCI日本株最小分散 ETF <1477> 、NEXT ロシア株式指数 <1324> 、純プラチナ上場信託(現物国内保管型) <1541> など39銘柄が新安値をつけた。

 そのほか目立った値動きではiPath VIX短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> が5.61%高、iPath ソフト農産物指数連動受益証券発行信託 <2027> が4.88%高、国際のETFVIX短期先物指数 <1552> が4.56%高、NEXT 日経平均VI先物 <2035> が3.99%高、中国H株ベア上場投信 <1573> が3.60%高と大幅な上昇。

 一方、ETFS 銅上場投資信託 <1693> は9.02%安、iPath エネルギー指数連動受益証券発行信託 <2024> は7.75%安、NEXT 医薬品 <1621> は6.55%安、UBS 欧州株 <1386> は6.43%安、上場中国A株パンダ <1322> は5.77%安と大幅に下落した。

 日経平均株価が375円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1495億5800万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1602億700万円を下回った。

 その他の日経平均ETFでは日経225連動型上場投資信託 <1321> が142億3600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が112億700万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が111億4300万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が44億7700万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が20億2700万円の売買代金となった。

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