【材料】ＮＰＣが大幅反落、新規契約先向け生産開始後ろ倒しなどで１６年８月期業績予想を下方修正

　エヌ・ピー・シー<6255>が大幅反落。前週末８日の取引終了後、１６年８月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の１０８億６１００万円から５７億１００万円（前期比３９．０％減）へ、営業利益を４億４７００万円から２億８４００万円（同４５．３％減）へ下方修正したことが嫌気されている。受託加工事業における販売単価の内訳の変更に伴い売上高が目減りすることに加えて、受託加工事業で新規契約先向けの生産開始時期が当初より後ろ倒しになったことや、装置関連事業で売上高の一部が期ずれする見込みとなったことが要因としている。

　なお、同時に発表した第１四半期（１５年９～１１月）決算は、売上高４億１２００万円（前年同期比９０．２％減）、営業損益１億３３００万円の赤字（前年同期３億９４００万円の黒字）、最終損益３４００万円の赤字（同３億５３００万円の黒字）だった。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）