【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ディップ、島忠、サムティ (1月8日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月7日から8日の決算発表を経て12日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ジェイコム <2462>
16年5月期の連結経常利益を従来予想の12.4億円→15.8億円(前期は5億円)に26.9%上方修正し、増益率が2.5倍→3.1倍に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
★No.2 トランザク <7818>
16年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比21.1%増の2.7億円に伸び、9-2月期(上期)計画の3.1億円に対する進捗率は87.3%に達し、5年平均の65.4%も上回った。
★No.3 島忠 <8184>
16年8月期第1四半期(9-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比5.3%増の34.2億円に伸び、9-2月期(上期)計画の64.7億円に対する進捗率は52.9%に達し、5年平均の48.7%も上回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<2462> ジェイコム 東1 +13.36 1/ 8 上期 157.61
<7818> トランザク 東1 +10.53 1/ 8 1Q 21.15
<8184> 島忠 東1 +2.85 1/ 8 1Q 5.35
<3244> サムティ 東1 +2.81 1/ 8 本決算 80.79
<7512> イオン北海道 東1 +2.03 1/ 8 3Q -9.83
<2379> ディップ 東1 +1.01 1/ 8 3Q 57.01
<7630> 壱番屋 東1 +0.34 1/ 8 上期 6.60
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース