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【材料】東製鉄が8日ぶり反発、出荷単価の値下がりが想定下回り16年3月期業績予想を上方修正

 東京製鉄<5423>が8日ぶりに反発した。前週末8日の取引終了後、16年3月期の単独業績見通しについて、売上高を従来予想の1320億円から1340億円(前期比19.1%減)へ、営業利益を130億円から170億円(同28.7%増)へ上方修正したことが好感されている。

 国内外の鋼材市況が低迷するなか、製品出荷単価の値下がりが想定より小幅にとどまったことに加えて、主原料の鉄スクラップ購入価格が一段と値下がりしたことが要因。また、軟調な原油価格を反映して電力料金や燃料費などのエネルギーコストも想定以上に低減したことも寄与したという。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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