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【通貨】NY為替:ドル・円は117円27銭、良好な米雇用統計も世界経済への懸念払しょくできずリスクオフ


 8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、118円83銭まで上昇後、117円21銭へ下落し117円27銭で引けた。米12月雇用統計の良好な結果が米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの軌道を確認しいったんドル買いが強まった。しかし、その後発表された米国の11月卸売在庫・卸売売上高が一部景気後退時の水準を示すなど、予想を大幅に下回ったため、米国経済への懸念が強まり、利回りの低下に伴うドル売りが再燃した。


 ユーロ・ドルは、1.0803ドルへ下落後、1.0934ドルへ上昇し1.0926ドルで引けた。ユーロ・円は、128円64銭から128円09銭へ下落。株安に連れてリスク回避の円買いが優勢となった。


 ポンド・ドルは、1.4591ドルから1.4507ドルへ下落。ドル・スイスは、1.0051フランへ上昇後、0.9932フランへ下落した。

《KK》

 提供:フィスコ

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