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【通貨】1月8日のNY為替概況


 8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、118円83銭まで上昇後、117円45銭へ下落した。

米雇用統計の良好な結果を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ軌道を確認しいったんドル買いが強まったが、その後発表された米国の11月卸売在庫・卸売売上高が一部景気後退時の水準を示すなど、予想を大幅に下回ったため米国経済への懸念が強まり、利回りの低下に伴うドル売りが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.0803ドルへ下落後、1.0922ドルへ上昇した。ユーロ・円は、128円64銭から128円09銭へ下落。株安に連れてリスク回避の円買いが優勢となった。

ポンド・ドルは、1.4591ドルから1.4507ドルへ下落した。

ドル・スイスは、1.0052フランへ上昇後、0.9936フランへ下落した。



[経済指標]・米・12月非農業部門雇用者数:前月比+29.2万人(予想:+20.0万人、11月:+25.2万人←+21.1万人)・米・12月失業率:5.0%(予想:5.0%、11月:5.0%)・米・12月労働参加率:62.6%(予想62.5%、11月62.5%)・米・12月平均時給:前月比0.0%(予想:+0.2%、11月:+0.2%)・米・11月卸売在庫:前月比-0.3%(予想:-0.1%、10月:-0.3%←-0.1%)・米・11月卸売売上高:前月比-1.0%(予想:0.0%、10月:-0.2%←0.0%)・米・11月消費者信用残高:139.51億ドル(予想:180.0億ドル、10月:156.1億ドル←159.82億ドル)

《KY》

 提供:フィスコ

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