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【経済】政治から読み解く【経済と日本株】民主党:2015年度補正予算の基本的質疑で枝野幹事長が質問


民主党は「衆院予算委員会で8日に行われた2015年度補正予算の基本的質疑では、「民主・維新・無所属クラブ」の先陣を切って枝野幸男幹事長が質問に立った」とツイート
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民主党は、現下の経済状況について、昨年来、消費者物価指数(消費税増税の影響を除いたもの)はゼロ近傍にあること、雇用では非正規雇用の増加が著しく、また実質賃金は民主党政権時より下がっていると指摘しており、安倍総理が胸を張れる状況ではないと批判している。


法人税率の引き下げについて、法人税は、賃金や設備投資を引いた後の利益にかかるものであることから、引き下げが賃上げに直接結びつくものではないことを指摘した。
民主党は設備投資減税を大胆にやるべきと提言している。設備投資減税を縮小し、法人税引き下げを行うことは経済的に有効であるとは言い難いと考えている。株式市場では実質賃金がほとんど上昇していないことは問題視されていないようだが、中長期的には株高を阻む要因となる可能性がある。

《MK》

 提供:フィスコ

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