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【特集】日本アジア投資 Research Memo(10):特殊要因がなければ通期の営業黒字転換も可能


■決算動向

(2) 2016年3月期の業績見通し

2016年3月期の業績予想について日本アジア投資<8518>は、株式市場等の変動要因による影響が極めて大きく、合理的な業績予想が困難である事業特性であることから公表を行っていない。

弊社でも、下期の業績は株式市場等の動向に左右されるものとみているが、上期の実績等から勘案して、前期のような特殊要因がなければ、大幅な損益改善を達成できるものと見込んでおり、従来連結基準での営業黒字転換も可能であろうと判断している。

一方、トップラインである営業収益(特にキャピタルゲイン)の拡大のためには、同社が積極的に取り組んでいるIPO以外の売却(トレードセール)をどこまで積み上げるかがポイントになるとみており、その進捗にも注目したい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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