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【特集】健康CP Research Memo(9):ソフトバンクと新サービスの共同開発やビッグデータ活用で協業


■成長加速に向けた施策

(5)ソフトバンクとの提携

健康コーポレーション<2928>は11月16日、ソフトバンクとの間で、IT・通信とヘルスケアを中心とする分野において、新たなビジネスモデルの創造に向けた協業体制を構築することで合意したことを発表した。

同社からはトレーナー、店舗といったリアルな顧客接点、トレーニングメソッド、ヘルケアビッグデータなどを、ソフトバンクからは企業向け情報プラットフォーム向けサービスや各種スマートデバイス開発実績などを、それぞれ持ち寄って新たなサービス作りを目指す。来春をめどに遠隔地でもRIZAPサービスを受けられるサービスをリリースする予定だ。また、ヘルスケア関連のスマートデバイスを開発することやRIZAPのビッグデータを活用した新しいヘルスケア・プラットフォームの開発も予定されている。

収益インパクトの試算などは来春の新サービスリリースを待たねばならないが、それぞれの分野で豊富な実績とデータを有する両社の事業提携であり、今後注目を集めると期待される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《RT》

 提供:フィスコ

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