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2016年01月08日16時15分

【特集】MRT Research Memo(8):上場による資金調達で潤沢な手許流動性を確保


■財務状態

MRT<6034>の2015年9月末時点の総資産は1,138百万円で前期末比101百万円増加した。法人税支払いや、新規事業のための資本業務提携による投資有価証券、関係会社株式を取得したことにより現金及び預金が同207百万円減少したために流動資産が前期末比161百万円減少したものの、非常勤医師紹介サービスの好調による売掛金の増加と投資有価証券及び関係会社株式取得により投資等が同269百万円増加したことによる。一方、負債純資産合計は純資産が当期純利益の計上で利益準備金が増加したことから101百万円増加した。

キャッシュフローの状況について見ると、9月末の現金及び現金同等物の残高は同207百万円減少し621百万円となった。これは、資本業務提携に絡んだ投資有価証券、関係会社株式の取得や本社移転のための敷金の差し入れ等の投資活動を行ったことによる支出が増大したことによる。ただ、こうした事業基盤拡大、新規事業創出に絡んだ成長投資のうち、「箱」に対する投資は一段落したと考えられるため、今後は大幅に支出超過になる可能性は低いと弊社では見ている。

医療関係者向けのサービスを展開している公開企業との比較を見ると、安全性、健全性ともに他社と遜色ない水準となっており、問題は見られない。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)

《RT》

 提供:フィスコ

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