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【特集】健康CP Research Memo(7):食生活サポートのため低糖質フード事業に進出


■成長加速に向けた施策

(3)低糖質フード「ロカラボ」

生涯サポートを掲げる健康コーポレーション<2928>は、食生活という側面(低糖質ダイエットという本質からすれば“正面”とも言えるが)サポートとして、低糖質フード事業に進出した。パン、パスタ、ピザなどのラインナップをそろえ、通販で販売する。将来的には提携医療機関への卸売りなども視野に入れているもようだ。

同社が低糖質フードを手がける視点の最重要ポイントは「おいしいこと」だ。低糖質フードは既に2,500億円市場近くにまで拡大しているが、味を犠牲にしていることが利用者の大きな不満だ。この解決が低糖質フードの利用定着に不可欠ということで、味にこだわった製品づくりを目指している。

弊社では同社が低糖質フードに進出することは極めて合理的な判断であり、成功する可能性が高いと考えている。言うまでもなく、低糖質ダイエットのRIZAPと直結するからだ。また、高い宣伝効果でRIZAPのイメージは定着しており、RIZAP会員以外への訴求力も高いと期待される。この事業も収益計画は公表されていないが、比較的早期に物販増という形で収益貢献してくると弊社ではみている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《RT》

 提供:フィスコ

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